nkmn@memo 2022年7月7日の投稿[1件] 2022/07/07 01:50 平家物語見た~……#感想 このエンディングの歌と語り、言の葉に乗せたあとに、ふっとぷつんと切れて巡る走馬灯のような終焉の様が…すきだな……なんだろうね、この失われてしまうものへの愛着というか、虚空から差し伸べられてくる、そこへ引き込む手のようなものは。私は鎌倉殿見た後というのもあって、平家物語の線の細さや幻想の描写もまた対比のように思え、武人に滅ぼされゆく平家の物語として感慨深くおもってしまったな……鎌倉殿の13人はコメディの三谷さんが書いているのもあるし、媒体はドラマで。武人たちの不作法さや田舎者ゆえの泥臭さもまたあったりするのですが、それがまさに源氏の物語だったし、英雄のようなかっこよさはなくって。その着飾らなさに三谷さんの大河や歴史愛を感じたりした……これまでの歴史を踏まえた軌跡ありきの解釈なんですよね。この対比、ギャップなく裏表になってるのがまた味わい深く…平家物語の語り手の視点みたいなものもまた美しかったですね。あくまでこれは語り継がれた歴史、その目を借りてみる景色としてアニメという媒体がすごくにあってて…雄弁に語るところがあるなと思ったり。盛者必衰、ここに惹かれてしまうのも業じゃよな。犬王みたいよ~ エエン…映画館が近い場所に住みたい…… 557文字 No.656鑑賞 もどる 全年月 (1459)2024年 (108)2024年07月 (1)2024年06月 (17)2024年05月 (12)2024年04月 (17)2024年03月 (18)2024年02月 (19)2024年01月 (24)2023年 (401)2023年12月 (12)2023年11月 (16)2023年10月 (7)2023年09月 (52)2023年08月 (25)2023年07月 (37)2023年06月 (34)2023年05月 (41)2023年04月 (32)2023年03月 (42)2023年02月 (47)2023年01月 (56)2022年 (560)2022年12月 (36)2022年11月 (46)2022年10月 (49)2022年09月 (59)2022年08月 (46)2022年07月 (75)2022年06月 (54)2022年05月 (53)2022年04月 (48)2022年03月 (42)2022年02月 (28)2022年01月 (24)2021年 (384)2021年12月 (55)2021年11月 (39)2021年10月 (50)2021年09月 (57)2021年08月 (54)2021年07月 (68)2021年06月 (61)2017年 (6)2017年12月 (3)2017年11月 (3)新しい順(降順)時系列順(昇順) (カテゴリを選択)メモ (17)音楽 (93)作業 (132)鑑賞 (99)遊び (30)いま (1131)物置 (17) (ハッシュタグを選択) なう (143) 作業BGM (60) 感想 (60) メモ (46) 絵 (25) 読みログ (20) vrchat (16) 虚構作劇界 (13) 走り書き (8) 使い方 (6) yume (5) ごはん (5) ハグルマシティ (2) なう (1) ご挨拶 (1) Space in タグ (1) Powered by てがろぐ Ver 4.1.0.
2022/07/07 01:50
平家物語見た~……#感想このエンディングの歌と語り、言の葉に乗せたあとに、
ふっとぷつんと切れて巡る走馬灯のような終焉の様が…すきだな……
なんだろうね、この失われてしまうものへの愛着というか、
虚空から差し伸べられてくる、そこへ引き込む手のようなものは。
私は鎌倉殿見た後というのもあって、
平家物語の線の細さや幻想の描写もまた対比のように思え、
武人に滅ぼされゆく平家の物語として感慨深くおもってしまったな……
鎌倉殿の13人はコメディの三谷さんが書いているのもあるし、媒体はドラマで。
武人たちの不作法さや田舎者ゆえの泥臭さもまたあったりするのですが、
それがまさに源氏の物語だったし、英雄のようなかっこよさはなくって。
その着飾らなさに三谷さんの大河や歴史愛を感じたりした……
これまでの歴史を踏まえた軌跡ありきの解釈なんですよね。
この対比、ギャップなく裏表になってるのがまた味わい深く…
平家物語の語り手の視点みたいなものもまた美しかったですね。
あくまでこれは語り継がれた歴史、その目を借りてみる景色として
アニメという媒体がすごくにあってて…雄弁に語るところがあるなと思ったり。
盛者必衰、ここに惹かれてしまうのも業じゃよな。
犬王みたいよ~ エエン…映画館が近い場所に住みたい……