nkmn@memo No.1386 2024/01/31 04:48 DMMオリジナル、「大脱出」を……見た!! #感想大脱出https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=ti...水曜日のダウンタウンのプロデューサーである、藤井健太郎さんが企画プロデュースをしているちょっと露悪なバラエティ…!さまざまな謎解きや過酷なお題がある部屋に閉じ込められて各芸人さん達が、過酷な環境での脱出を迫られる~というもの。佐久間さんのインシデンツが地上波で出来ないコント番組ならこっちはテレビではできない配信バラエティを真ん中いってるのがよかったなぁ…それこそ90~00年代の平成初期の、過酷バラエティの味付けに近いかも。電波少年とか、黄金伝説とか……あの辺りの極限感を思わせる空気感+ほんのり露悪の感じ!それこそ水曜日のダウンタウン馴染の面子だからこそできたバラエティって感じかも。いや~、あれをバランス取ってきっちり面白い形にできるのは、平成バラエティを裏方で通りながら今現役でやってるプロデューサーさんだからこそかも。番組自体は各部屋の脱出の様子が、並列ですすんでいく構成なんだけど、あれを単体一本一本じゃなく、同時進行にするあたりとか、地味に構成のうまさを感じる…多分これ1本1話づつの配信だと、ハマらない組やらムラがあったりしてどこかで飽きたり、つまらなく感じたりしたんだろうなという気がするんだけど、ちゃんと終わりにヒキがあって、続きが見たくなるようなおもしろい構成……この辺コメンテーターふたりのリアクションも良くて、最後まで飽きずに見れるコンテンツになってたなぁと…思ったり。中身はエグめのバラエティなんだけど、映像もちょっとおしゃれというか、コンセプトの作り方がうまいのは水曜日のダウンタウンからも見える感じがしたなぁ…ナレーションとかなく、ああいう構成で面白くなるのは芸人さんの実力ありきだよね。この辺は佐久間さんのトークサバイバーでも思ったところかも。プロのテレビマンさんってやっぱすごいな~!細かいところが行き届いている。あと以下はネタバレ。つづき脱出方法もそれぞれ面白いな~と思ったんだけど、白い部屋の二人がめちゃくちゃごり押し脱出だったの面白かったな…wあれ多分、頭をひねって答えを導いたりする脱出法なんだとおもうんだけど…お題そのものが「特定のラジオネームで読まれる」ってだけで過酷感があるし何よりあの白い部屋に土が盛られていく様子とかそれだけで画が面白いのがズルいなぁクイズの部屋はレビューの中に「あれはふたりがサッカー好きだから用意された問題では?」というのがあってちょっと唸ってしまった。 そこには全然触れられてないんだけど…wこの辺クイズ好きにはわかる意図と、バラエティの趣味の悪さとの兼ね合いがうまかったなぁおそらくこのふたり「テレビ的面白さ」も踏まえて問題選んでもいるんですよね。もちろんメインの出力は「いいからここから脱出したい!」なんですけど、片方が出そうになったら引きずってこっちにひきずり込むとか……w多分製作意図を読んだうえで過酷に挑んでいるんじゃないかな、あれは…半分ガチ、半分はいい番組を作るために(後にも呼ばれるために)やる仕事っていうか…結構そこの信頼ありきのチョイスなんじゃないかしら。ここはちょっと冷めた見方にもなるんですが時々クイズ先の現場の映像が差し込まれたりとか、モニタリングしつつの成立させる為の救済処置的な裏まわしはあったんじゃないかなと思うんですけど、この辺は「あえてそれを見せる」あたり、バランス感覚を感じるところかも。ヤラセあるかも?のラインは残しつつ、ガチすぎなくやってるというか……だからこそ見ていられる、みたいなところはかなり令和ナイズされた作りかも。集合のあたりとかが、ヤラセっぽくて嫌~って声もあったんですけど、一本通して面白さや絵面の面白さをきちんと担保してるのと、あれだけ頭ひねって、最終的に強行突破!みたいななんでもアリ感。わたしはむしろ、壊し方がうまいな~と思いながら見ていました。B級ホラーのあの感じというか…ガチから始まってネタで終わる感じは結構好きだな。ラスト、モニタリングサイドも閉じ込められていた~っていうオチのつけかたもドラマっぽい終わり方。細かい散りばめがうまいな~というのが、私の感想でしょうか。とじるなんというか、「全編通した時の面白さ」みたいなつくりをされているのも、6話構成の短い番組として、おもしろく成立させているのがいいな~というかんじ!これB級ホラー好きな人とかあの独特の「エグみ」みたいな部分が好きな人にみてほしいなぁ。「大脱出」藤井健太郎×「インシデンツ」佐久間宣行|DMM TV配信コンテンツを2人は互いにどう見たのかhttps://natalie.mu/owarai/pp/dmmtvこれはプロデューサー陣ふたりのインタビュー。この辺ふまえて見ると意図する面白さ、がちょっと見えるのがいいですね。 2131文字 No.1386鑑賞,いま もどる 全年月 (1458)2024年 (107)2024年06月 (17)2024年05月 (12)2024年04月 (17)2024年03月 (18)2024年02月 (19)2024年01月 (24)2023年 (401)2023年12月 (12)2023年11月 (16)2023年10月 (7)2023年09月 (52)2023年08月 (25)2023年07月 (37)2023年06月 (34)2023年05月 (41)2023年04月 (32)2023年03月 (42)2023年02月 (47)2023年01月 (56)2022年 (560)2022年12月 (36)2022年11月 (46)2022年10月 (49)2022年09月 (59)2022年08月 (46)2022年07月 (75)2022年06月 (54)2022年05月 (53)2022年04月 (48)2022年03月 (42)2022年02月 (28)2022年01月 (24)2021年 (384)2021年12月 (55)2021年11月 (39)2021年10月 (50)2021年09月 (57)2021年08月 (54)2021年07月 (68)2021年06月 (61)2017年 (6)2017年12月 (3)2017年11月 (3)新しい順(降順)時系列順(昇順) (カテゴリを選択)メモ (17)音楽 (93)作業 (132)鑑賞 (99)遊び (30)いま (1130)物置 (16) (ハッシュタグを選択) なう (143) 作業BGM (60) 感想 (60) メモ (46) 絵 (24) 読みログ (20) vrchat (16) 虚構作劇界 (13) 走り書き (8) 使い方 (6) yume (5) ごはん (5) ハグルマシティ (2) なう (1) ご挨拶 (1) Space in タグ (1) Powered by てがろぐ Ver 4.1.0.
2024/01/31 04:48
DMMオリジナル、「大脱出」を……見た!! #感想水曜日のダウンタウンのプロデューサーである、
藤井健太郎さんが企画プロデュースをしているちょっと露悪なバラエティ…!
さまざまな謎解きや過酷なお題がある部屋に閉じ込められて
各芸人さん達が、過酷な環境での脱出を迫られる~というもの。
佐久間さんのインシデンツが地上波で出来ないコント番組なら
こっちはテレビではできない配信バラエティを真ん中いってるのがよかったなぁ…
それこそ90~00年代の平成初期の、過酷バラエティの味付けに近いかも。
電波少年とか、黄金伝説とか……
あの辺りの極限感を思わせる空気感+ほんのり露悪の感じ!
それこそ水曜日のダウンタウン馴染の面子だからこそできたバラエティって感じかも。
いや~、あれをバランス取ってきっちり面白い形にできるのは、
平成バラエティを裏方で通りながら今現役でやってるプロデューサーさんだからこそかも。
番組自体は各部屋の脱出の様子が、並列ですすんでいく構成なんだけど、
あれを単体一本一本じゃなく、同時進行にするあたりとか、地味に構成のうまさを感じる…
多分これ1本1話づつの配信だと、ハマらない組やらムラがあったりして
どこかで飽きたり、つまらなく感じたりしたんだろうなという気がするんだけど、
ちゃんと終わりにヒキがあって、続きが見たくなるようなおもしろい構成……
この辺コメンテーターふたりのリアクションも良くて、
最後まで飽きずに見れるコンテンツになってたなぁと…思ったり。
中身はエグめのバラエティなんだけど、映像もちょっとおしゃれというか、
コンセプトの作り方がうまいのは水曜日のダウンタウンからも見える感じがしたなぁ…
ナレーションとかなく、ああいう構成で面白くなるのは芸人さんの実力ありきだよね。
この辺は佐久間さんのトークサバイバーでも思ったところかも。
プロのテレビマンさんってやっぱすごいな~!細かいところが行き届いている。
あと以下はネタバレ。
脱出方法もそれぞれ面白いな~と思ったんだけど、
白い部屋の二人がめちゃくちゃごり押し脱出だったの面白かったな…w
あれ多分、頭をひねって答えを導いたりする脱出法なんだとおもうんだけど…
お題そのものが「特定のラジオネームで読まれる」ってだけで過酷感があるし
何よりあの白い部屋に土が盛られていく様子とかそれだけで画が面白いのがズルいなぁ
クイズの部屋はレビューの中に「あれはふたりがサッカー好きだから用意された問題では?」
というのがあってちょっと唸ってしまった。 そこには全然触れられてないんだけど…w
この辺クイズ好きにはわかる意図と、バラエティの趣味の悪さとの兼ね合いがうまかったなぁ
おそらくこのふたり「テレビ的面白さ」も踏まえて問題選んでもいるんですよね。
もちろんメインの出力は「いいからここから脱出したい!」なんですけど、
片方が出そうになったら引きずってこっちにひきずり込むとか……w
多分製作意図を読んだうえで過酷に挑んでいるんじゃないかな、あれは…
半分ガチ、半分はいい番組を作るために(後にも呼ばれるために)やる仕事っていうか…
結構そこの信頼ありきのチョイスなんじゃないかしら。
ここはちょっと冷めた見方にもなるんですが
時々クイズ先の現場の映像が差し込まれたりとか、モニタリングしつつの
成立させる為の救済処置的な裏まわしはあったんじゃないかなと思うんですけど、
この辺は「あえてそれを見せる」あたり、バランス感覚を感じるところかも。
ヤラセあるかも?のラインは残しつつ、ガチすぎなくやってるというか……
だからこそ見ていられる、みたいなところはかなり令和ナイズされた作りかも。
集合のあたりとかが、ヤラセっぽくて嫌~って声もあったんですけど、
一本通して面白さや絵面の面白さをきちんと担保してるのと、
あれだけ頭ひねって、最終的に強行突破!みたいななんでもアリ感。
わたしはむしろ、壊し方がうまいな~と思いながら見ていました。
B級ホラーのあの感じというか…ガチから始まってネタで終わる感じは結構好きだな。
ラスト、モニタリングサイドも閉じ込められていた~
っていうオチのつけかたもドラマっぽい終わり方。
細かい散りばめがうまいな~というのが、私の感想でしょうか。
とじる
なんというか、「全編通した時の面白さ」みたいなつくりをされているのも、
6話構成の短い番組として、おもしろく成立させているのがいいな~というかんじ!
これB級ホラー好きな人とかあの独特の「エグみ」みたいな部分が好きな人にみてほしいなぁ。
これはプロデューサー陣ふたりのインタビュー。
この辺ふまえて見ると意図する面白さ、がちょっと見えるのがいいですね。