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nkmn@memo『メモのはしきれ』

生産性のない話やメモをただただしている。 

nkmn@memo

No.358

20:46

上手さってほんとにいろいろあるのだけど、
演劇とか舞台のようなものを見る時は、
重さと速度と固さみたいな力場の違いを感じている。

重く速度があれば深く刺さる。
固ければ痛みをかんじることもあるし、強いと思う事もあるし、
柔らかければ身動きが取れないように包み込まれることもある。

紙飛行機のように軽やかなものは多産な作家さんが多く巧妙で、
鈍器のように重いものは受け入れ難いところもあるけど実感を伴う。
みたいなかんじ……

力場を制する巧妙な紙飛行機なら役者さんのエンジンをつけて加速するし、
戦術的に組まれたものなら、弾丸のように弾けることもある。
そこにかかる熱量みたいなものはほんとうにそれぞれ……

役者さんが乗りやすいか、魅せる技術が生かせるかも技巧だし、
それが三位一体になればよりよく、強い。
……みたいなこと。

フワフワ……
なんというかこの辺はそれを誰がキャッチするか、
どんな風にキャッチされるかみたいな部分もちょっと面白いんですよね。
私はあれやこれやいろいろ見るけど、好き嫌いがわかれるのを見ると、
世の中のセンサーの形が少しだけ感じ取れて楽しい感じがします。

もちろんこれはあくまで私の肌感覚止まりのおはなしだけど……
作品鑑賞で好きなところでもあります。
作品が社会を切り取るなら、作品もまた社会の中にあるということ。

受け取った人が何かを生み出し、それがまた社会の形を成していく
そのサイクルが好きです。
長く続くということ、受け継がれるならそれは文化になり得る。
そしてその文化は得難い財産だと おもったりとかなんとか……

何かが言える気がするのに、今日は言葉がまとまらないな‥
う~ん、もちもち もちもち……

728文字 No.358いま

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