nkmn@memo No.486 2022/03/31 08:52 100分de名著。ル・ボンの「群集心理」見ている…群衆とは、おはなし。https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/...---民主主義、国民議会が発足した時代。革命の時代の群衆のおはなし。群衆は、文化を破壊するものとして見ていたル・ボン……個性が消え失せて、画一的になる気持ち悪さだとか。群衆の暴走、単純化されてしまう思考だとか……そういうお話。革命の主導者とかのおはなしなどもあったのですが、その上での伊集院さんのお話が面白く。若い頃は周りから外れたような、孤独の中にいた時期があって。その時点ではただ自分の目線で喋っていたはずなのにひとたびそれが認められて、「毒舌だ」と評価された時、そのうち毒舌を言うことが目的になっていった自分がいたと…最初は群衆から外れてはじめたことだったはずなのに、いざ群衆の中の一人になったとき、群衆に求められた姿になってしまう。なんだかそれってすごく怖い事だなとおもったり。それが群衆の怖さであり、指導者を狂わせるプロセスに近いのかな…とたくさんの監視カメラは多様だったはずの個性を単純化してしまうのかしら……みたいなことを少し、考えていました。動き出した群衆は、指導者すらその舞台から降りさせてくれなくなる…とかとか。喋りたいこと思っていたことがいろいろ詰まってるお話だなぁ。--まだ過去に前例がないような時代観、無銘の英雄みたいなものがない時代。ル・ボンは割とこの群衆を冷ややかな目線で見ているのかなと感じたのですけど…この群衆そのものは批判されるべき、っていうものでもないんですよね。例えば、スローガンのおはなし。単純化した言葉は人々の幻想を呼び起こすスイッチだってところ。私は広告とかキャッチコピーって言うものが好きで。それこそ群衆を動かす単純化の最たるものだと思うんですけどその言葉が引き出す所謂「幻想」の部分自体はすごく豊かだと思っていて。だから群衆をいいとか悪いでジャッジするのはなんか違うんですよね。ただ、人間はそういう風になりやすい。そこの自覚が大事なのかな~と思ったり、なんだり。#感想今は第二回まで。オンデマンドも今日までなので一通り見ておきたいな。 990文字 No.486いま もどる 全年月 (1458)2024年 (107)2024年06月 (17)2024年05月 (12)2024年04月 (17)2024年03月 (18)2024年02月 (19)2024年01月 (24)2023年 (401)2023年12月 (12)2023年11月 (16)2023年10月 (7)2023年09月 (52)2023年08月 (25)2023年07月 (37)2023年06月 (34)2023年05月 (41)2023年04月 (32)2023年03月 (42)2023年02月 (47)2023年01月 (56)2022年 (560)2022年12月 (36)2022年11月 (46)2022年10月 (49)2022年09月 (59)2022年08月 (46)2022年07月 (75)2022年06月 (54)2022年05月 (53)2022年04月 (48)2022年03月 (42)2022年02月 (28)2022年01月 (24)2021年 (384)2021年12月 (55)2021年11月 (39)2021年10月 (50)2021年09月 (57)2021年08月 (54)2021年07月 (68)2021年06月 (61)2017年 (6)2017年12月 (3)2017年11月 (3)新しい順(降順)時系列順(昇順) (カテゴリを選択)メモ (17)音楽 (93)作業 (132)鑑賞 (99)遊び (30)いま (1130)物置 (16) (ハッシュタグを選択) なう (143) 作業BGM (60) 感想 (60) メモ (46) 絵 (24) 読みログ (20) vrchat (16) 虚構作劇界 (13) 走り書き (8) 使い方 (6) yume (5) ごはん (5) ハグルマシティ (2) なう (1) ご挨拶 (1) Space in タグ (1) Powered by てがろぐ Ver 4.1.0.
2022/03/31 08:52
100分de名著。ル・ボンの「群集心理」見ている…群衆とは、おはなし。
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/...
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民主主義、国民議会が発足した時代。革命の時代の群衆のおはなし。
群衆は、文化を破壊するものとして見ていたル・ボン……
個性が消え失せて、画一的になる気持ち悪さだとか。
群衆の暴走、単純化されてしまう思考だとか……そういうお話。
革命の主導者とかのおはなしなどもあったのですが、
その上での伊集院さんのお話が面白く。
若い頃は周りから外れたような、孤独の中にいた時期があって。
その時点ではただ自分の目線で喋っていたはずなのに
ひとたびそれが認められて、「毒舌だ」と評価された時、
そのうち毒舌を言うことが目的になっていった自分がいたと…
最初は群衆から外れてはじめたことだったはずなのに、
いざ群衆の中の一人になったとき、群衆に求められた姿になってしまう。
なんだかそれってすごく怖い事だなとおもったり。
それが群衆の怖さであり、指導者を狂わせるプロセスに近いのかな…と
たくさんの監視カメラは多様だったはずの個性を単純化してしまうのかしら……
みたいなことを少し、考えていました。
動き出した群衆は、指導者すらその舞台から降りさせてくれなくなる…とかとか。
喋りたいこと思っていたことがいろいろ詰まってるお話だなぁ。
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まだ過去に前例がないような時代観、無銘の英雄みたいなものがない時代。
ル・ボンは割とこの群衆を冷ややかな目線で見ているのかなと感じたのですけど…
この群衆そのものは批判されるべき、っていうものでもないんですよね。
例えば、スローガンのおはなし。
単純化した言葉は人々の幻想を呼び起こすスイッチだってところ。
私は広告とかキャッチコピーって言うものが好きで。
それこそ群衆を動かす単純化の最たるものだと思うんですけど
その言葉が引き出す所謂「幻想」の部分自体はすごく豊かだと思っていて。
だから群衆をいいとか悪いでジャッジするのはなんか違うんですよね。
ただ、人間はそういう風になりやすい。
そこの自覚が大事なのかな~と思ったり、なんだり。#感想
今は第二回まで。
オンデマンドも今日までなので一通り見ておきたいな。