nkmn@memo No.518 2022/04/17 23:05 鎌倉殿見ている。私でも知っているあれこれ、私が全然知らないあれこれ…大河見慣れていないのでほとんど鎌倉殿を見ているひとのRTとかで「大河を見慣れている人がどういう目線で見ているか」を把握しているのですがその辺を踏まえてみるとなかなか面白い……!大泉洋さんの頼朝はどうにも信頼ならない曲者として描かれていて、傍から見ていてもウワ~なのですが、大泉洋さんのキャラクターだからこそそのヘイトの向き方がキャラクターとして許されているっていうかんじ。(将来ああなるっていうのを前提に動かしているんだろうなという史実的な伏線の貼り方…)一方で強く怖い女性として描かれがちな政子さんがすごく人間らしいなかなかかわいらしいキャラクターをしていて、この人が鎌倉殿というものを立てていく布石もきちんと描かれていたり、小四郎殿の純情でまっすぐだった青年が歴史の渦に飲まれていく様子だとか……この辺三谷さんの役者さん使いは、宛書き的なメタを含んでいるような感じがあり…キャラを好きにさせる力が強いというか、愛すべきキャラクターってかんじなんですよね。この人々が紡ぐ物語、これが先へと繋がっていくのだなぁとふむふむしています。コミカルに、けれど史実には忠実に、すこし捻ったキャラづくり。歴史が好きなひとのヒネたコメディという感じがすごくしていてそこは喜劇作家の三谷さんの大真面目で大掛かりなコントのよう……もろもろの補完は感想で補っているのですがどの感想を見ても、歴史を知っている人にとっては(あそこがああなるから…)とか伏線に唸っていたり、史実の解釈に膝を打っていたりとか……そういう巧みな部分がわかるのが今は非常におもしろいです。私でもあの義経の書き方は独特なのだろうなというのくらいはわかり、けれど逸脱せずに、未来の布石として描かれているのも、わかる……すごいなぁ。SNS時代でありがたいのは「この時代の常識ではどうなのか」とかここはここに繋がる、みたいなライン取りが人伝に理解できるところですね。この辺の歴史の解釈やわからなかった物語は、ほぼほぼ感想を読みながら復習しています。個人的にこういう感想の採集がたのしいんですよね、twitter…特にジャンル外のお話はこうして見識を広げるのが一番たのしくおもしろい!門外漢のいいところは、その物語にいい意味で興味が薄いところ、こだわりがないところ。ゼロからおもしろいな!って感じれることはすごくうれしいことだったり。ついでに知識もつけば万々歳!これは他の何かを楽しむ足掛かり!未来の私へのおもしろ保険ってかんじ。ですね! た~のしい!もの!モリモリ! 1131文字 No.518いま もどる 全年月 (1459)2024年 (108)2024年07月 (1)2024年06月 (17)2024年05月 (12)2024年04月 (17)2024年03月 (18)2024年02月 (19)2024年01月 (24)2023年 (401)2023年12月 (12)2023年11月 (16)2023年10月 (7)2023年09月 (52)2023年08月 (25)2023年07月 (37)2023年06月 (34)2023年05月 (41)2023年04月 (32)2023年03月 (42)2023年02月 (47)2023年01月 (56)2022年 (560)2022年12月 (36)2022年11月 (46)2022年10月 (49)2022年09月 (59)2022年08月 (46)2022年07月 (75)2022年06月 (54)2022年05月 (53)2022年04月 (48)2022年03月 (42)2022年02月 (28)2022年01月 (24)2021年 (384)2021年12月 (55)2021年11月 (39)2021年10月 (50)2021年09月 (57)2021年08月 (54)2021年07月 (68)2021年06月 (61)2017年 (6)2017年12月 (3)2017年11月 (3)新しい順(降順)時系列順(昇順) (カテゴリを選択)メモ (17)音楽 (93)作業 (132)鑑賞 (99)遊び (30)いま (1131)物置 (17) (ハッシュタグを選択) なう (143) 作業BGM (60) 感想 (60) メモ (46) 絵 (25) 読みログ (20) vrchat (16) 虚構作劇界 (13) 走り書き (8) 使い方 (6) yume (5) ごはん (5) ハグルマシティ (2) なう (1) ご挨拶 (1) Space in タグ (1) Powered by てがろぐ Ver 4.1.0.
2022/04/17 23:05
鎌倉殿見ている。私でも知っているあれこれ、私が全然知らないあれこれ…
大河見慣れていないのでほとんど鎌倉殿を見ているひとのRTとかで
「大河を見慣れている人がどういう目線で見ているか」を把握しているのですが
その辺を踏まえてみるとなかなか面白い……!
大泉洋さんの頼朝はどうにも信頼ならない曲者として描かれていて、
傍から見ていてもウワ~なのですが、大泉洋さんのキャラクターだからこそ
そのヘイトの向き方がキャラクターとして許されているっていうかんじ。
(将来ああなるっていうのを前提に動かしているんだろうなという史実的な伏線の貼り方…)
一方で強く怖い女性として描かれがちな政子さんが
すごく人間らしいなかなかかわいらしいキャラクターをしていて、
この人が鎌倉殿というものを立てていく布石もきちんと描かれていたり、
小四郎殿の純情でまっすぐだった青年が歴史の渦に飲まれていく様子だとか……
この辺三谷さんの役者さん使いは、宛書き的なメタを含んでいるような感じがあり…
キャラを好きにさせる力が強いというか、愛すべきキャラクターってかんじなんですよね。
この人々が紡ぐ物語、これが先へと繋がっていくのだなぁとふむふむしています。
コミカルに、けれど史実には忠実に、すこし捻ったキャラづくり。
歴史が好きなひとのヒネたコメディという感じがすごくしていて
そこは喜劇作家の三谷さんの大真面目で大掛かりなコントのよう……
もろもろの補完は感想で補っているのですが
どの感想を見ても、歴史を知っている人にとっては(あそこがああなるから…)とか
伏線に唸っていたり、史実の解釈に膝を打っていたりとか……
そういう巧みな部分がわかるのが今は非常におもしろいです。
私でもあの義経の書き方は独特なのだろうなというのくらいはわかり、
けれど逸脱せずに、未来の布石として描かれているのも、わかる……すごいなぁ。
SNS時代でありがたいのは「この時代の常識ではどうなのか」とか
ここはここに繋がる、みたいなライン取りが人伝に理解できるところですね。
この辺の歴史の解釈やわからなかった物語は、ほぼほぼ感想を読みながら復習しています。
個人的にこういう感想の採集がたのしいんですよね、twitter…
特にジャンル外のお話はこうして見識を広げるのが一番たのしくおもしろい!
門外漢のいいところは、その物語にいい意味で興味が薄いところ、こだわりがないところ。
ゼロからおもしろいな!って感じれることはすごくうれしいことだったり。
ついでに知識もつけば万々歳!これは他の何かを楽しむ足掛かり!
未来の私へのおもしろ保険ってかんじ。ですね! た~のしい!もの!モリモリ!