nkmn@memo『メモのはしきれ』

2022/06/26 21:01

思い出の中で生きている、舞台だったな……
テキセの可能性だなともおもったし、役を演じることだなとおもったり。

これを作り上げることができるから、あどそんさんってのはすごいんだ。
あの人はずっとTRPGという型で思考実験をされている、所作もきれいだ。
GMとしてすごく丁寧なんだよな、きちんと掬い取ってくれる。
だからああいうことができてしまうんだよな……

どのジャンルにも職人がいるけれど、
ゲームという骨を作る人としてまさしく職人なんですよ。
小説家でもなく、創作屋でもなく、まさに、ゲームマスター。
人を運び、心運びを大切にして、その物語へとはこんでいく。

骨組みってシンプルで過不足なくて、奥が深いです。
真っ白なだけではよくないし、かといって出来上がりすぎていてもよくない。
人々は、物語に空いた余白をも楽しむものだから……

あどそんさんのあの手のシナリオはいつもそうだな、
キャラクターを作るということに意味がある。
ロールプレイをすることに意味が出る。
それが唯一の物語になって、その場を立ち上がらせる。

そんなかんじを思い出しています。