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No.88

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◆メタルマクベス Disc1 #感想
 https://www.tbs.co.jp/stagearound/metalm...
 作:宮藤官九郎/演出:いのうえひでのり/音楽:岡崎 司
 原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より
「メタルにはマクベスが良く似合う」という、いのうえひでのりの着想から生まれた『メタルマクベス』は、2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、初めて挑んだシェイクスピア作品であり、ロックバンドが劇中で生演奏する音楽に特化したスタイルで上演された。シェイクスピアの『マクベス』の世界観は変えずに、2206年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換えるという大胆なアレンジによって創り上げられた脚本は、近未来と過去を行き来しながら劇中をかき乱し、ゆるい台詞に油断している間に核心に引き込まれるという宮藤官九郎独特のうねりを、ハードロックとヘヴィメタルの楽曲で煽りまくり、怒涛のごとく突き進む物語は客席を圧倒し、前代未聞のシェイクスピア作品として大きな話題となった。

この『メタルマクベス』が、初演から12年の時を経て、激しいリズムに突き上げられて瓦礫の中から復活する。
宮藤自ら脚本を書き直し、キャストを変え、演出にアレンジを加えて、disc1、disc2、disc3と題して3作を連続上演。


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劇団☆新感線とクドカンコラボ!360度回る劇場!そしてロック!!

歌い上げ、走り回り!バイクを飛ばす!とにかくド派手な舞台です。
モニターいっぱいに繰り広げられる荒廃した200年後の未来の世界!
そして妄想のようにして現れる、80年代バンドブームの時代。
劇場で見たら圧倒されてしまうんじゃないかなぁ。

マクベスというのは、主君を殺し王位を奪いつつも、
その責に耐えられないちいさな器の男のお話。
カリギュラと比べると、その描かれ方はすごく憐れで無様
魔女の言葉に苛まれ、疑心や妄執に囚われ暴制を敷いてゆく…
…のですが、このメタルマクベスではその心の病みようをメタルに乗せていく。
経過の陰鬱さを歌い上げ、茶化しまくるクドカンさんらしい脚本です。
舞台装置も大掛かり!なにもかもをぶっ飛ばしていくスタイル!
悲壮感みたいなものもどこかメタルに乗せると意外にもよくマッチする。
そこにある臨場感もふくめ、客演される良さがありますね。

いのうえひでのりさんの演出は「いのうえ歌舞伎」と呼ばれるくらい
とにかく派手なパフォーマンス演出で歴史や神話モチーフの話をやられるのですが
脚本がクドカンさんというのもあり、音の力もあり、いい意味で大味!!
このメタルマクベスは特に演出の味が強く出ていたように感じました。
もはやでっかいライブって感じです。う~んド派手!!
それでもお話はちゃんと要所抑えてるのがすごいとこだなぁ。

これから役者さんを入れ替えたDisc2、Disc3も放送されるそう。
そちらもじわじわと楽しみです。

追記:Disc2 >>98 /Disc3 >>102

■作業用です。

主にこっちは身内話とか感想とか趣味話とか。
悩み事とか妄言、個人的な作業進捗などを呻きます。

要は長文とかを投げ込む用スペース!!
絵とか生産性はないから気を付けてね。

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2024年05月20日(月) 23時41分13秒