No.784
>>783 関連した話。
談志さん、明らかに巧い人なのはいくつか聞くとめちゃくちゃわかる。
ただすごく邪道をゆくひとでもあって。
いくつかは「知ってますよね」前提で進むことも割とある。
間に挟むネタも時事ネタや風刺だったりして、今ではわからない笑いどころもあって…
でもこれは古典に凝り固まった世界では随分と間口を広げたこととおもうんですよね。
その時代の人にぐっとフォーカスして、引き込むちからがあったんだと思う。
聞きかじったはなし、談志さんも先人の落語に勝てないと思ったことがあるらしく、
己が道を進んで邪の道を切り開いたひとだっておはなしもあるのですが……
当然ながら基礎的にはすごく巧く、芸に芯や熱あるひとであるから、
古典中の古典をやるとほんとうに唸るような技巧が見えることがあるんですよね。
故に、私からはオススメがすごく難しい……
安定してないんですよね、常に自分や自分を見るひとを俯瞰でみていて。
その時代の場を読み、纏って、躱して、お話をしているようなかんじがある。
それでいて、皮肉屋で、秘めた物もあり、お人柄から滲むものもある……
個人的に、一番その「時代」を生きた人だなと思っておるし、
「時代のひとびと」に支持されて、「変わらぬ古典」をもやってきたひと…という感じ。
そこが見えてくるとぐっと面白くなるんじゃないかな、なんて思っている。
私はそこまで深堀りできていないのだけれどね…
談志さん、明らかに巧い人なのはいくつか聞くとめちゃくちゃわかる。
ただすごく邪道をゆくひとでもあって。
いくつかは「知ってますよね」前提で進むことも割とある。
間に挟むネタも時事ネタや風刺だったりして、今ではわからない笑いどころもあって…
でもこれは古典に凝り固まった世界では随分と間口を広げたこととおもうんですよね。
その時代の人にぐっとフォーカスして、引き込むちからがあったんだと思う。
聞きかじったはなし、談志さんも先人の落語に勝てないと思ったことがあるらしく、
己が道を進んで邪の道を切り開いたひとだっておはなしもあるのですが……
当然ながら基礎的にはすごく巧く、芸に芯や熱あるひとであるから、
古典中の古典をやるとほんとうに唸るような技巧が見えることがあるんですよね。
故に、私からはオススメがすごく難しい……
安定してないんですよね、常に自分や自分を見るひとを俯瞰でみていて。
その時代の場を読み、纏って、躱して、お話をしているようなかんじがある。
それでいて、皮肉屋で、秘めた物もあり、お人柄から滲むものもある……
個人的に、一番その「時代」を生きた人だなと思っておるし、
「時代のひとびと」に支持されて、「変わらぬ古典」をもやってきたひと…という感じ。
そこが見えてくるとぐっと面白くなるんじゃないかな、なんて思っている。
私はそこまで深堀りできていないのだけれどね…