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No.783

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落語、ひとり演劇みたいなところと弁舌のかたちが芸なのがいいんですよね。
庶民の文化というのもかなり大きいとおもう、お笑いに通じてる道というか…
想像力をつかった遊びのひとつだと思っておるんですよね。

まくらがあって徐々に江戸時代に向かっていく。
当時の人々が楽しんだものがそのまま口伝で今に残っている、
その語り継がれることの面白さ、再演や改変に面白さを見つけたりとか。

語り継がれるのは、江戸時代の笑い話、人情噺、それだけに収まらぬ、ほんのすこしの奇天烈さ。
リアリティラインは漫画とかの方が近いのかも。あとはコントだとか。
そんなヤツいないだろ!ってのも面白さのひとつだし、ナンセンスに着地することもある。
絵が無いからこそ語れる演出、ラインを飛び越えてしまう妙だってある。

この辺のお話は割と伊集院さんのラジオの受け売りがたくさんあるし、
ラジオのゲストで落語家さんが出る回とかも割とおもしろくてよきです。
歌丸さんとか楽太郎さんとかね…あの辺のお人はその生業に生きる人ゆえの言葉があっていい。
落語家時代のお話を一緒に重ね合わせたりしながらね……

ただ、何が面白いかってなるとほんとにむずかしい。
それこそ巡り合わせだと思うんですよね。
ラジオのチャンネルを合わせたら偶然心にぴったりはまったとか、
誰かがしていた話がうっかり耳に飛び込んできた、だとか。
寝しなにぼんやり聞いてた話が耳に残ることだってあるし……

落語、個人的にはわかんなければ寝てしまっていいと思っている。
眠れたほうが身体にはいいし、耳に残ればそれはそれで財産だし。
ぼんやり聞くのには多分結構いいものじゃないかしら……
まぁ、一本一本長いしね。

そう「入りはどんなことでもいい、興味を持ってくれることがありがたい」
なんて、今の圓楽さんがおっしゃってたことを思いだす。
人に見せるのでなく、語りかけている、というのが落語の妙かもしれない。
ラジオがリスナーに聞かせるものであるように、目の前のひとの気配をもって語る、笑わせる。
聞く耳が向けば、語り掛けてくれる人がいる。そんな感じかもしれない。

見向きもされなければ、落語は成立しないんですよね。
逆にそういう惹きつける何かを察知するための、なんだろう…
何か手触りのようなものがあったなら、落語は多分、おもしろい。

んじゃないかなぁ。

■作業用です。

主にこっちは身内話とか感想とか趣味話とか。
悩み事とか妄言、個人的な作業進捗などを呻きます。

要は長文とかを投げ込む用スペース!!
絵とか生産性はないから気を付けてね。

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2024年05月20日(月) 23時41分13秒