箱庭ノート - iroiro note -

 小部屋の片隅:じゆうちょう

2021年9月17日の投稿1件]

Icon of aonami
#キャラを完成させてもらう遊び
原案者:あおなみ
ひとこと:遅くなりましてすみません。好きに書かせていただきましたのでよかったらデザインよろしくお願いします。


【作品】
名称:鬼灯姫
黒髪に赤い瞳、赤い着物のお姫様。
ほおずきのなる季節の宵、ほおずきの形をした明かりを灯して、赤い足跡を残して歩いていく。
何をするでもなく、ただ、ただ、ほおずきの鳴る音を聞きながら、旅をしている。

==========

 ほおずき笛なんて、作り方も鳴らし方も誰も教えちゃくれなかっただろう。
 でもね、ほおずきの実を口に含んでいる間だけ、その人の姿を見ることができるって話さ。ほおずき笛の音を鳴らしてみれば、耳を澄ましてこっちを見てくれるって寸法さ。
 その人が、どんな人か、だって?
 実のところ、今もここにいるかはわからない。何しろ、その人はあちこちを旅しているはずだからね。手にした灯だけを頼りに、西へ東へ、北から南へ。過ぎ去った後は、その人の足跡だけが、うっすらと赤い軌跡を残していくところしか、目にすることはできない。
 ただ、わかっているのは、こうやって、ほおずきが赤く実った頃の宵に、その人はやってくるということ。まさしく実ったほおずきの色と同じ色の服をまとって、手に、ほおずきの形によく似た、鈴なりの灯を点してね。
 私も一度だけ見たことがあるんだがね、結局その人の顔を見ることは敵わなかったよ。ほおずき笛を上手く鳴らせなくてね、その人はこっちを見てくれなかったんだ。けれど、見た人に言わせてみれば、そりゃあとてもとても美しいお姫様だったというよ。
 同時に、あれは化生の顔だとも言っていたがね。
 何、姿の見えない姫さんなんて、そりゃあ化けて出たものに違いない。ただ、私たちに何をするでもなく、宵闇の中を旅している。それだけの存在さ。
 ともあれ、今年こそほおずき笛を鳴らして、その人の顔を拝んでみようっていうわけさ。こうやって、とびきり綺麗にほおずきが色づいた今なら、きっとここにやってきていると信じて、ね。
 ……おや、君も、試してみるかい?

==========

【完成担当者によるリデザイン】
文字情報なので好きにデザインしていただければと!

【企画終了後の著作権について】
著作権の持ち主:双方
設定アレンジの範囲:自由
リデザインの範囲:自由
使用可能範囲:何に使っていただいてもOKです
虚構作劇会出演/設定アレンジ/リデザイン:全てOKです
著作表記:必要なし
その他:特になし

■🌸ここについて🌸

小部屋の片隅
いろいろ遊ぶための共同部屋
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