No.225
ある程度時間を区切って作業。
絵を描いているとやりたいことがどんどん通りすぎていくかんじがする。
書きたい文字とか台詞とか、
誰かに届けたかったことばとか。
脳のなかを栄養が巡るみたいに、言葉が考えが……
線をひき色を塗るうち、葉脈のように広がっていって。
結局それは形にならずに脳の片隅で体に溶けてゆく。
書き表さなかった言葉たちは、頭のなかの塵芥。
細胞の一部になってその地にまじりゆく……
腐葉土になれ、せめて。とおもう。
石にも粘土にもなれなかった
かたちどることのなかった作品たち。
せめて花よ咲けとおもう。
だれかのベッドになれとおもう。
そんなことを考えながらなんら関係のない絵を描く。
絵を描いているとやりたいことがどんどん通りすぎていくかんじがする。
書きたい文字とか台詞とか、
誰かに届けたかったことばとか。
脳のなかを栄養が巡るみたいに、言葉が考えが……
線をひき色を塗るうち、葉脈のように広がっていって。
結局それは形にならずに脳の片隅で体に溶けてゆく。
書き表さなかった言葉たちは、頭のなかの塵芥。
細胞の一部になってその地にまじりゆく……
腐葉土になれ、せめて。とおもう。
石にも粘土にもなれなかった
かたちどることのなかった作品たち。
せめて花よ咲けとおもう。
だれかのベッドになれとおもう。
そんなことを考えながらなんら関係のない絵を描く。