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No.756

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青雲等で有名なお香の日本香道がスポンサーをしている『三遊亭円楽のおたよりください』
そういうこう、番組と番組の間に挟まってるような、5分もないラジオ番組があって。

所謂笑点を見るような少し年齢層の高めのリスナーさんが聞くようなやつで。
リスナーさんの短いおたよりを円楽師匠が読むっていうだけの、
朝のラジオよりいっそう穏やかなアレなのですが……

円楽師匠が病気なさった関係でなどして伊集院さんが代打をずっとなさっていて。
それ自体は代打というのもあって伊集院さんらしからぬ感じの空気感というか、
リスナー層の違いもあって、いつもよりなんかちょっと着せられているかんじ…
頑張って慣れないことしているな~という感じの番組進行をされていたんですね。

それが、7月末あたり、円楽師匠が無事療養復帰されて。
伊集院さんは続投でアシスタントという形になったんですね。
師匠、大きな病気だったのもあって、あの危機馴染んだ声ではなくなっていて。
ことばもずいぶんと、呂律が回らなくなっていたんですけれど。
そこに寄り添う形でアシスタントをしている、かつての弟子である伊集院さん。
なんというか、そのサポートの感じというか、師弟関係というか…
その関係性のあらわれになんかもう、めちゃくちゃぐっときてしまって……

こう、若き日に落語家の道を断ってしまった伊集院さんが、
年老いた師匠のサポートとして今度はご恩返ししているようなかんじ。
それこそ、また学びなおしておられるような様相というか。
昔とも多分ちょっと違う今この一時だからこその関係性で、
今の生業をまっとうされている感じがとてもとても、よくて。

最近よく伊集院さんはさまざまな過去の振り返りもかねて、
あちこちでゲストとして過去の話を語られているんですが……
こういうタイミングで唯一の師匠と限りある時間を共有できることって、
なんだかとってもこう、人生の中で大切なことだなって思ったりするんですよね。

私なんかはもちろん、いちリスナーでしかないんですけど。
ずっとリスナーとして追いかけて、その生き方に救われてきて、
それこそ、半分の人生が向こう側にあったような感じなので……
自分のことのようにうれしいというか、なんというか。
(まぁこういうの、多分伊集院さん自身がそんな好きでないやつと思うんですけれど…それにしてもね…!)

これ、伊集院さんだけでなく師匠の方もね。
療養復帰直後でどう見てもおぼつかなかった口ぶりが
師弟のやりとり、さらにはリスナーのおたよりを経てね、
ちょっとだけ元気になっているのがわかるのもすごくいいんですよ。

あのラジオ、多分何本撮りかのちいさな番組なんですけれど。
おたよりという向かい合う客席があって、見守る弟子がいて……
ことばが生業である人達の関係性というか。
元気がでたら二人会やりたいですね、なんてことをはなしたりして。
それを望む人々がいる、この今の時間ってやっぱりいいものだな…とか。

勝手に感慨深くなってしまっていた。
形式の決まった枠のなか、たったほんの数分のやりとりなんですけどね…
そこまでに続いてきた数十年のそれぞれの人生をかんじて、ぎゅっとなるんですよね。

■作業用です。

主にこっちは身内話とか感想とか趣味話とか。
悩み事とか妄言、個人的な作業進捗などを呻きます。

要は長文とかを投げ込む用スペース!!
絵とか生産性はないから気を付けてね。

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2024年05月20日(月) 23時41分13秒